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2024/03
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第90回関東大学バスケットボールリーグ戦
10月25日(土) 東洋大学総合スポーツセンター 東洋大70ー58日大 23|1Q|13 13|2Q|12 15|3Q|24 19|4Q|9 ゴール下の争いを制し、得点を奪った山本 山口は多彩なシュートでチームに貢献する ゲームコントロールの面でも成長を見せる中村 リーグ戦も佳境を迎え、残すところ2試合となった。3連勝を目指し臨んだ日大戦は、厳しい守りで相手にペースを与えない。チームの狙いであるディフェンスからの速攻が今試合でも機能し、得点を量産。70対58で勝利し、最終戦に勝率五分への希望をつないだ。 後半も前半の勢いを継続したいところであったが、逆にインサイドを突いてきた相手のオフェンスに手を焼き、点差を詰められてしまう。反撃を仕掛けてもレイアップシュートをことごとくブロックされてしまい、得点機をものにすることができない。とうとう1点差まで追い付かれたが、選手間で声を掛けて集中力を再び高めることで、逆転までは持ち込ませない。すると3Q終了直前に井上(済3・昌平)が得意のスリーポイントを沈め、流れを引き戻す。中村(済2・幕張総合)が「詰め寄られたときにディフェンスで粘れた」と振り返るように、ここが勝負の分かれ目となった。 そして迎えた最終4Qでは下級生が相手を翻弄する。ここ数試合出場時間を増やしている山口が次々とシュートを決めていくと、山本も自身よりサイズの大きい相手センターとゴール下で激しく争い、リバウンドを拾っていく。そのリバウンドをつなぎ、最後は中村がスリーポイントを叩き込むなど、4Qに挙げた19得点の内17点を2年生トリオが叩き出している。一方のディフェンス面でも9点しか与えない理想的な内容で、試合を締めくくった。 試合後、「ディフェンスがよく耐えた」と目監督は選手たちをねぎらった。これで今季は日大に対して2戦2勝。昨年2敗を喫した相手に対し見事にリベンジを果たした。さらにこの試合で村上主将(済4・西武文理)が復帰したことも、最終戦へ向けて明るい材料である。今シーズン積み重ねてきたことを最後までコート上で表現し、勝って勝率を五分にすると同時に、文字通り最後の試合となる4年生は集大成のプレーをみせてくれるだろう。 ■コメント ・目(さっか)監督 ディフェンスがよく耐えた。相手は格上のチームなので、簡単にシュートを打たせたら決められてしまうので、とにかく外からのシュートを打たせるなということと、ドライブで来たらローテションをしっかりやれということだけ指示していた。オフェンスは決して良いわけではなかったが、山本がオフェンスリバウンドを拾ったりうまくシュートも決めてくれたので、良く頑張っていたと思う。(明日へ向けて)相手の日体大は入れ替え戦に向けて勝つしかない試合だし、ウチも勝率五分へ向けて勝つしかないので、なんとか勝ちたい。 ・筑波(済4・松商学園) 残り2試合という状況なので、勝って明日につなげることができて良かった。相手はサイズがあったのでリバウンドで負けないということと、いいシューターがたくさんいるということで、外から打たせないようにということを最初から徹底した。ここに来てマンツーマンで守れるようにもなってきたのも大きい。3Qに足が止まる時間があって、そこで流れが悪くなったが、それ以外は足を使って速攻ができたので良かった。相手は大きい分足下が弱いと思ったので、とにかく速くということを意識した。(最終戦へ向けて)4年生は集大成の試合になるので、気持ち良く勝って後輩に何か残せればと思う。 ・中村(済2・幕張総合) 最終週なのでいつもやっていることをしっかりやりながら、楽しく勝って終わろうと試合に臨んだ。途中、詰め寄られたときにディフェンスで持ちこたえられたのが勝因。ディフェンスは今リーグ戦で1番の課題でありチームのスタイルで、頑張らなきゃいけないことだったので、追い付かれたときに持ちこたえられたのは大きい。(修正点は)オフェンスの足が止まると点が伸びないしディフェンスも悪くなってしまうので、常に走りつつ基礎的なディフェンスをやりたいと思う。(個人としては)序盤からターンオーバーも多く、シュートも入らずで迷惑をかけてしまったが勝てたので良かった。(明日は4年生の最後の試合になるが)ずっとチームを支えてくれた代なので、最後はいい思いをさせたいというか勝って終わりたい気持ちが強い。締めなので勝って今シーズンを終わりたい。 ・山本(済2・市立船橋) 自分個人としては1週間ぶりの試合だったので、緊張もあったが思い切ってやることができた。監督からマークマンが大きいということで、外からドライブで仕掛けて、詰めて来たら外に出せという指示を受けていた。自分より大きい相手にいいプレーができたのは自信になる。ディフェンスで所々気を抜いてしまって、相手との勝負に負けてしまった時もあるので修正したい。明日は4年生とできる最後の試合なので、勝って悔いなく終わりたいと思う。 ・山口(済2・桐光学園) 日大は大きい選手が多いのでリバウンドや速攻を中心に1週間練習してきた。(個人的には)今日自分がマッチアップする相手がポイントゲッターの選手だったので、ディフェンスを頑張ることを意識した。監督から声を出してチームを盛り上げろと指示されていた。(チーム全体としては)後半相手に追いつかれた時にリバウンドやディフェンスを徹底して、それ以上点を取られることなく我慢できたことが今日一番良かった。(反省点は)交代メンバーが出た時に点数が止まったり、足が止まって逆に相手に走られたりすることが目立っていた。交代選手も自信を持ってプレーすればスタートと変わらずやれると思うので、もう少し皆でプレータイムを共有していけたらと思う。 (次戦にむけて)後1試合しかないのでとりあえず今までやってきたことを、チーム皆が発揮できれば勝てない相手ではないと思う。やっぱり最後は笑って終われるように、チーム全員で勝ちにいきたい。 TEXT=山本純平 PHOTO=石田佳菜子、山下華歩 スポンサーサイト
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