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『「アミノバイタル」カップ2014第3回関東大学サッカートーナメント大会』兼総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント関東予選
6月2日(月) 時之栖スポーツセンター 裾野グラウンド 2回戦 東洋大1-1流経大(PK3-4) <得点者> 55分 遊馬 <警告> 50分 仙頭 <出場メンバー> ▽GK 浅沼優瑠(国4・成立学園) ▽DF 田口慎太郎(国4・帝京) 郡司昌弥(国3・柏U-18) 石坂元気(国3・広島Y) 池田稔樹(国3・桐生第一)102分→DF瀧澤修平(国3・東洋大牛久) ▽MF 原田守(国1・藤枝東) 小山北斗(国3・帝京)97分→MF飯野峻地(国4・大宮Y) 斉藤昂太(国4・八千代) 仙頭啓矢(国2・京都橘) ▽FW 平石直人(国4・帝京) 遊馬将也(国3・武南)84分→FW川森有真(国4・広島Y) ![]() 浅沼はPKを止める活躍を見せた ![]() チームキャプテンの飯野はプレーでチームを鼓舞した ![]() 起点となりゴールを狙い続けた仙頭 アミノバイタルカップ2回戦は奇しくも昨年と同じ流経大との一戦となった。20分に先制を許すが55分に遊馬が同点ゴールを決め、延長戦へ。その後も両者譲らず決着はPK戦に委ねられたが、東洋大は2本連続で止められ3対4で敗戦。昨年の雪辱を果たすことはできなかった。 後半も相手の圧力に押される立ち上がりとなる。しかし、ここまで再三チャンスを作ってきた右サイドから均衡が破られる。55分、右サイドで石坂がボールを受けドリブルで仕掛けると、そこからの低いクロスに遊馬が合わせ同点。ここから相手を運動量で上回り、攻撃にリズムが生まれる。66分には仙頭がゴール正面からのFKで得点を狙うも相手GKのファインセーブにあう。得点のにおいがし始めたがここでアクシデントに見舞われる。裏に抜け出した遊馬が相手GKと接触した際に足を痛め、81分に川森との交代を余儀なくされた。終盤に入り相手がパワープレーを仕掛けてくるが初先発の原田を中心に跳ね返し続け、チャンスを作らせない。そのまま互いに譲らず10分ハーフの延長戦に突入した。 延長に入り両チームの足が止まり始めると97分に今季初出場の飯野を投入。「チームにパワーを与えてくれる存在」と古川監督に期待されて送り出されたチームキャプテンは精力的に走り回り、シュートを放つなど攻守に奮闘した。106分に斉藤がゴール前で決定的な場面を迎えるも大きく枠を外してしまう。結局延長でも決着はつかず、PK戦で雌雄を決することとなった。 先攻の東洋大は1人目の川森が落ち着いて決めるが2人目の田口がコースを読まれ止められてしまう。ここで流経大の3人目を浅沼がコースを読み切り五分に戻す。次のキッカーは斉藤。しかしシュートはまたも止められ追いつけず。平石、飯野と続けて決めるものの1回戦でPK戦を勝ち上がってきた相手は確実にシュートを沈め3対4で悔しい2回戦敗退となった。 今まで未勝利、さらに格上の相手にビハインドから追いつき善戦できたのは成長の証である。「選手には感謝しかない」と古川監督も110分間の激闘を労った。しかし、内容は上回るが結果が出せないという昨季からの課題をまたしても突きつけられたのも事実だ。あと一歩、1部のチームを追い越すためにはさらなる成長が必要不可欠である。1部昇格、再び全国への挑戦となる天皇杯予選に向け、東洋大イレブンが立ち止まっている暇はない。 ■コメント ・古川監督 選手にはスコアレスで試合を進めてワンチャンスをものにして1対0のスコアを目指そうと話していた。先に点を取られたが選手たちは監督の思惑通りハードワークしてくれたし感謝しかない。応援の選手も力を与えてくれた。(PK戦までもつれたが)気持ちが強いものが蹴るべきだと思ったので順番は選手たちに立候補させた。トライすることに意義があるし、失敗した選手を含めてこれをプラスに変えていってほしい。(チームキャプテンの飯野が初出場だったが)彼はお世辞にもうまい選手とは言えないがこのチームを引っ張っていくだけのメンタリティーを持っていて、それを泥臭くプレーで表現できる選手。連戦の中でチームにパワーを与えられる存在が大事だと思っていた。(この大会で得たものは)昨年は流経大と3回戦ってすべて負けたが今回はここまで追い詰めることができた。これは半歩かもしれないが戦える集団になってきたのかなと思う。全体にはあと一歩のところまで来ているがまだ追い越すには力が足りないので追い抜かすだけの力をつけようと話した。(天皇杯予選、リーグ戦も残っているがそこに向けて)この大会で得たものを生かさないと意味がない。しっかり頭を切り替えてやっていくだけ。 ・浅沼優瑠(国4・成立学園)ゲームキャプテン (1部の大学が 相手だったが守備面は)それほどチャンスを作られたわけではなかったが、ボールにアタックに行けずにピンチを招き、失点してしまった。自分たちが主導で守り、声を掛け合ったりしてもっと突き詰めていかなければ、2部相手でもまだ通用しないと思う。(PK戦について)自分の見せ場なので止めてチームに貢献したいと思っていたし、監督や応援してくれる選手、スタッフが一つになって戦ってPK戦までもつれたので結果を残して、みんなへの感謝の気持ちを形として表したかった。負けてしまって悔しい。(4年間で3度目のアミノバイタル杯の流経大戦だったが)自分が1年生の時には相手がタレント集団でJリーグ内定者がたくさんいたが、惜しい戦いができた。そこで勝ちきれないのは、相手が1部でやってる大学だからかなと思う。自分たちは1年で降格してしまい、流経大でなくても強いチームと当たるので、相手どうこうではなくて自分たちがやっていかなくてはいけないと思った。相手がたまたま流経大であっただけで、自分たちの力不足だと思う。(今後の試合に向けて)リーグ戦は3位なので、上位2チームと少しでも差を縮めないといけない。一戦一戦無駄にできないし、一つずつ勝っていくことを目標にしたい。天皇杯予選は全国につながる大会なので、今日の戦い方を生かしていきたい。 ・飯野峻地(国4・大宮Y) (公式戦初出場だったが)1対1の状況だったので、まずはチームを一つにまとめて失点0で押さえて、チャンスがあれば攻撃に参加していこうかなと思っていた。(途中出場で意識したことは)運動量で貢献したり、チャンスも作れていたが、最後の所でセンタリングが高すぎてしまったり、最後の詰めがまだまだダメだったかなと思う。(PK戦について)1部の大学が相手だと守って守ってPKになるって予想してたので、事前に練習していた。(今大会を振り返って)最後はPKで負けたが、チーム的には相手より運動量が多く最後まで走れたし、東農大戦もチームが一つになって1点取って勝 てたので、チームのまとまりという点ではすごい良い大会だった。(今後のリーグ戦や天皇杯に向けて)チーム全体で本当に悔しい思いををしたので、もう絶対に一敗もしないという気持ちを持って頑張りたい。 ・仙頭啓矢(国2・京都橘) 立ち上がりのチャンスを決めきれなかったのが大きい。流経大にはずっと勝てていなかったしリベンジの気持ちもあったが相手の気持ちの方が強かったのかなと思う。みんな最後まで走っていたしチーム一丸となって戦えたことは今後につながる。(PK戦はどんな思いで見ていたか)自分は6番目のキッカーだったので絶対止めてくれると信じて準備していたが甘くはなかった。(大会を通じての課題は)先制点を取られるとトーナメントでは体力的に厳しい。つなげるところを蹴ったり、簡単なボールロストは減らさないといけない。(天皇杯予選、リーグ戦に向けて)終わったことなので反省はするが引きずってもしょうがない。天皇杯もチャンスはあるし昇格に向けても前期最後の日体大戦は勝って締めくくりたい。 TEXT=横井喬 PHOTO=平柳麻衣 [次節試合予定] 第88回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期) 第12節 6月15日(日) 対日体大 日体大健志台Gにて 17:50キックオフ スポンサーサイト
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