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第25回関東学生ラクロスリーグ戦 女子 1部2部入れ替え戦
10月28日(日) 大井ふ頭中央海浜公園スポーツの森陸上競技場 東洋大5-10日体大 攻守ともに活躍がみられたMF長澤 来年こそ昇格をと仲間と誓い合う 念願の1部昇格に向けて、1部Aブロック5位の日体大と対戦した。格上相手に臆することなく、相手を圧倒する場面も見られた。しかしすきを突かれ逆転を許すと、そこから徐々に差を広げられてしまう。前半の流れを保ち続けることができず、1部昇格は来年へ持ち越された。 すると前半19分に日体大の速いパス回しから正面へ切り込まれ、ついに同点弾を決められる。振り出しに戻った後も流れは日体大に。ドロー開始直後から攻め込まれそのまま失点し、逆転を許す。タイムアウトが開けても相手の勢いは衰えることはなかった。再びゴール正面でファウルを取られ、相手にチャンスを与えてしまう。それを押し込まれ2対4。徐々に点差が開き始める。しかし前半終了間際にMF長澤のパスを受けたAT小山(ラ4・正智深谷)が単身でゴールまで走り込んでいきシュート。ボールはネットを揺らし、3対4で前半を折り返した。 後半、先ほどのゴールをきっかけに流れを呼び戻せるかと思われたが、開始数秒で日体大の速攻から早々とゴールを奪われてしまう。「あの失点でリズムが崩れた」と富田コーチが評価したように、ここから立て続けに失点が重なる。MF長澤が再びチャンスを作り、得点を決めるもなかなか攻めの流れを継続することができない。小さなミスも目立ち、そこを相手に攻め込まれ失点。一度の攻撃で確実に得点を決める日体大に対し、東洋大は何度もゴールまでボールを運ぶも得点には結びつかない。数少ないゴールチャンスを一度はものにするが、そこからは防戦一方。終わってみれば5対10と、1部の壁の厚さを感じさせられた入れ替え戦となった。 立ち上がりの流れは完璧だった。しかしその良い流れもすきを突かれるワンプレーが命取りとなる。栗原主将は「後半は東洋大の弱い部分が出てしまった」と語り、試合で勢いを保ち続ける難しさを実感した。しかし「収穫もあった」とコーチが話すように、来年に向けて価値ある内容だったことは間違いない。悔しみの涙を拭い、彼女たちはここから再びスタートを切る。 ■コメント ・富田コーチ (入れ替え戦を振り返って)前半は本当にいい出来だった。よく動けていたし惜しい場面も多くあり、そういったところでもっと点が取れていたら日体大に対してリードする形で前半を折り返すことも可能だっただろう。1部相手にあそこまで戦えたのは東洋大にとってワンランク上がった内容だったと思う。しかし勝負は甘くはないかなと感じたのが後半。肝心となる出だしで、日体大のカウンターによる失点が選手たちのリズムに影響を与えてしまった。たった1点ではあるがあの失点が試合を左右したと思う。それだけ重い1点だったかなと。精神的なダメージもあっただろうし、前半に比べてミスも目立った。気持ちを切り替えようと試みもしたが相手のプレッシャーに耐えきれなかった。しかし前半は1部校とも互角に戦えると評価できる内容だったので、これは来年につながる収穫だと感じている。(来年に向けて)今年1年間で見えた課題を確実に消化していきたい。うやむやではなく、課題ははっきりと見えているのでそれに合わせてメニューやスケジュールを調整していきたい。また来年も今の選手たちには新歓の時期に頑張ってもらい、再びチームの雰囲気作りに努めてほしい。 ・栗原主将(ラ4・太田女子) (今日の試合を振り返って)4年生としてはこれで最後ということで精一杯の気持ちで臨んだ。結果的に負けてしまい、もちろん悔いは残るが内容面では来年につながる戦いができたのではないかと思う。ただ後半は自分ちの弱い部分が出てしまい、1部校との力の差を実感した。後輩たちにはこの敗北から学んだことを糧に、来年こそ昇格し常勝校として勝ち続けてくれたらと思う。(来シーズンは)4年生が引退ということで戦力的な面での課題もないわけではないが、自分たち4年生が人数が少ない中で、チームを引っ張っていたのは3年生だと思うし試合経験豊富な選手も多数いる。また今年も成長が見られていた学年でもあるので、来シーズンはさらに期待が持てる。自分たちがいたころでも足りなかった部分を補いながら、また新しい強いチームになっていってほしい。(最後に)自分たちの学年は昇格も降格も1部での戦いもすべて経験してきて1部と2部の壁の厚さを何度も味わってきた。しかし手応えを感じることは多く、決して手が届かないわけではないかなと思う。後輩たちには今の修正点を一つも取りこぼすことなく、確実に強くなっていって自分たちが成し得なかったことを実現させてほしい。 TEXT、PHOTO=横田将平 スポンサーサイト
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