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第86回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期)
第9節 5月27日(日) 青山学院緑が丘グランド 東洋大3-1青学大 [得点者] 37分 三田 78分 黒須 82分 松本 [出場メンバー] GK 松下理貴(国4・柏U-18) DF 市川恵多(国4・前橋商業) 松本怜大(国4・札幌U-18) 馬渡和彰(国3・市立船橋) 郡司昌弥(国1・柏U-18) MF 石川俊輝(国3・大宮Y) 黒須大輔(国3・習志野) 年森勝哉(国3・FC東京U-18)76分→川森有真(国2・広島Y) 桑田直徹(国3・大宮Y) FW 野崎桂太(国4・大宮Y)93分→澤井浩亮(国4・浦和東) 三田尚央(国3・FC東京U-18) 久々のスタメン出場でキレのあるスピードと攻撃をみせた野崎 三田(右2番目)の2試合連続ゴールで喜び合う 相手ペースのなかでも市川の体を張ったプレーで凌いだ 前節の関学大戦で勝利するも、桐蔭大が大勝したために得失点差で首位陥落した東洋大は今季1部から降格した青学大と対戦。前半に三田が2試合連続ゴールを決めるも、後半開始早々に追いつかれ、青学大ペースで試合を進められるが、78分に黒須が勝ち越しゴール、82分にCKを蹴った松本が直接決めるというスーパーゴールを決め、3対1と勝利。首位を奪回して中断期間に入った。 しかし、後半は青学大が反撃の狼煙を上げる。サイドからマイナス方向へのパスをフリーの青学大がすかさずミドルシュートをうち同点にされる。これ以後しばらく青学大がボールを支配する時間が続き、右サイドを中心に攻め込まれる時間が多くなる。しかしこのままで終わらないのが今年の東洋大だ。石川が空中戦で競ったボールを野崎がドリブル突破し、黒須がシュートを放つもポストに嫌われ、更にこぼれ球を年森が押しこむもまたもやポストに嫌われる。だがこれで波に乗った東洋大は78分、石川からのパスを黒須が中央で受け、ドリブルから冷静にシュート。ボールはゴール右隅に突き刺さり、勝ち越しを決める。黒須自身もこれで得点ランク1位タイに躍り出た。その後は川森を投入し、石川、桑田のダブルボランチにして中盤の守備を厚くする。そして迎えた82分、野崎のシュートをブロックされて得たCKでキッカーの松本が直接ゴールを決める。「狙っていた」というとおりボールの軌道は綺麗にゴールに吸い込まれた。結局そのまま3対1で試合終了。今日も先制点を決めた試合を勝利し、首位に返り咲いた。 「逆転されてもおかしくない中、選手たちがそこから突き放したのが大きかった」と古川監督が語るように、同点にされて完全に青学大ペースの中、少ないチャンスを決めて流れをひっくり返したのが勝因といえる。来週から2週間リーグ戦は中断し、6月2日から10日にかけてアミノバイタルカップと名称を新たにスタートした総理大臣杯予選が行われる。今年から出場枠が5校から8校となり、2勝すれば全国行きが決まる。厳しい試合が予想される中、リーグ戦の勢いをそのままに全国の切符をつかみとってほしい。 ■コメント ・古川毅監督 (試合の感想)追いつかれて、相手の方に流れがいってるなかで、ひっくり返されてもおかしくない状況で、選手たちがしっかり突き離してやってくれた。(ハーフタイムの指示)前半風下だったので、我慢の時間ということを意識させる指示を出した。0で折り返すところを1点獲れたことで有利にすすめられた。自分たちのリズムでやりきることを伝えた。相手は1部にいたチームに対して逆転されずに追加点を獲って勝てたことは大きい。(フル出場の1年郡司選手について)1年生ですが、経験も積んでいるし、普段の練習でも周りに劣らないプレーをしているので、特に心配はしていなかった。ラインに対しては、いつも以上に声を掛け合うように市川を中心に互いに遠慮せずに指示を出していくように伝えた。(川森選手投入時の戦術変更について)石川の右のスペースを起点に相手に狙われていたので、そこを埋めるためにダブルボランチにした。(総理大臣杯について)リーグ戦は一区切りという感じ。今日の試合が決勝戦だという気持ちで臨んだ結果、勝てたことは大きい。リセットできるし、まだ東洋大は全国大会に出ていないので、出場枠も増えチャンスもあるので、気持ちを切り替えて全国に進めるようにベストを尽くしたい。 ・三田(国3・FC東京U-18) (試合を振り返って)前半リードで折り返せたが、後半形が悪く、同点にされても疲れからか受身になったが黒須が突き放して結果3対1で勝てたのは良かった。(前節に引き続きゴールを決めたが)今日の試合も年森から来てて、彼とはFC東京で共にやってたのでゴールを決めることができて良かった。(来週から総理大臣杯予選が始まるが)東洋大初の全国大会を狙って頑張りたい。 ・年森(国3・FC東京U-18) (チームとして試合を振り返って)前半は自分達のリズムで攻撃できた。後半は相手が攻撃を変えてきて対応が追い付かなかったため点を取られてしまった。もっと早めに対応できるようにしたい。(決定的場面でポストを叩いたが)もったいなかった。同点に追い付かれ決めないといけない場面だったので決めたかった。直後に黒須が決めてくれて良かった。(桐蔭大が今節敗れ東洋大が単独首位になったが)上にいるので勝ち続ければ昇格出来るので一試合一試合勝っていきたい。(これからに向けて)総理大臣杯で去年は流経大に惜しいとこまで行ったので今年は初戦を勝ち一部にも勝って全国に行きたい。 ・松本(国4・札幌U-18) (コーナーキックでの得点だが、その1本前と弾道が似たような感じだった。狙っていたのか)1本目で入りそうな手応えがあったので、思いきって狙ってみた。(献身的な守備が光っていたが、結果についてどう思うか)前半にいい形で点を取って最高の形で折り返したが、後半の立ち上がりに失点しまったのはこれからの課題。しかし、取り返せる力があるのが今の自分たちの強みだと思う。(総理大臣の抱負)東洋大は1度も全国に出たことが無いので、行けたらいいと思う。 ・黒須(国3・習志野) (試合を振り返って)後半押し込まれて同点にされたが、また自分たちのペースに持ってこれて、なおかつ点もとれたのはよかった。(相手に押し込まれた要因は)青学は今年1部から落ちてきて、力のあるチーム。前半は東洋のペースでできたが、後半は相手の早いプレッシャーに後手を踏んでしまい、相手の方がセカンドボールへの意識が高かったと思う。それでも徐々に中盤でボールを動かせるようになったので、再び自分たちのペースにできた。(ゴ一ルを振り返って)仕掛けたら撃つという意識を持っていたので、相手をかわしてすぐシュートした。うまくタイミングを外せたのもよかった。(次に向けて)全国に行くために、1戦1戦勝つだけ。全国に行ければ東洋大にとって初出場になるので、自分たちの代で歴史を作りたい。 ・郡司(国1・柏U-18) (監督からの指示)自分の持ち味だっつたり、ボールを獲られないことを意識してやるように言われた。(試合の感想)前半、風下のなかで先制できたことで守りやすかった。失点の場面は、自分がもっとカバーできていれば防げたと思う。先輩たちに助けてもらいっぱなしだった。(総理大臣杯について)トーナメントで負けられないので、一戦を集中して、自分らしいプレーでベストを尽くしたい。 TEXT=国府翔也 PHOTO=矢口拓麻、横井喬 [次節試合予定] 第86回関東大学サッカーリーグ戦 2部リーグ(前期) 第10節 6月16日(土) 対駒大 駒大Gにて 13:50キックオフ スポンサーサイト
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